[パリ 23日 ロイター] -
2025年の国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決まった。
大阪での万博開催は1970年以来55年ぶり2回目となる。
23日の博覧会国際事務局(BIE)総会で投票が行われた。
開催地を巡り、大阪とロシアのエカテリンブルク、
アゼルバイジャンのバクーの3都市が争い、
1回目の投票で大阪とロシアが決選投票に進出。
決選投票で大阪が92票を獲得し、ロシアの61票を破った。
世耕弘成経済産業相は最終プレゼンテーションで
「大阪は皆さんと一緒に万博を楽しむ準備が整っている」とアピールした。
万博は5年ごとに開かれる。
15年にはイタリアのミラノで開催。
20年にはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる。
大阪万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、
健康や医療分野における人工知能(AI)や仮想現実(VR)など
先端技術の発展を紹介する見通し。