大ヒット曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」などで知られる
歌手の西城秀樹(さいじょう・ひでき、本名・木本龍雄=きもと・たつお)さんが
16日、横浜市内の病院で急性心不全で死去したことが17日、分かった。
63歳。
通夜は25日午後6時、葬儀は26日午前11時、
東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。
喪主は妻、木本美紀(きもと・みき)さん。(産経新聞)
広島市出身。昭和47年、「恋する季節」でデビュー。
49年の「傷だらけのローラ」がヒットし、NHK「紅白歌合戦」に初出場を果たした。
54年には「ヤングマン」で日本歌謡大賞などを受賞。
高い歌唱力とともに派手な衣装とパフォーマンスも話題を呼び、
郷ひろみさん、野口五郎さんとともに「新御三家」として、
多くの女性ファンの支持を集めた。
映画「愛と誠」やテレビドラマ「寺内貫太郎一家」などでは俳優としても活躍。
また、バラエティー番組や
ハウス食品の「バーモントカレー」などのテレビCMに出演するなど、
多彩な活動で親しまれた。
平成15年と23年に脳梗塞を発症し、右半身にまひが残ったが、
歩行訓練や筋力トレーニングなどに励んでいた。
デビュー45周年を迎えた昨年10月には
東京・中野サンプラザでコンサートを行い、
激しく動くことが困難な状況のまま「ヤングマン」を熱唱し、場内を沸かせていた。