今日、母がS新聞の「代配」のボランティアに誘われた。

 

 「代配」とは主に土曜日の深夜に、

普段の配達人に代わってS新聞の日曜版を購読家庭に届ける仕事のこと。

しかし、ボランティアであること、さらに人手不足もあって、

それほどいい仕事とはいえない。

それなのに、なぜ母にその話が舞い込んだのか。

理由は先述にのべた人手不足である。

 

 そして、最近になって、S新聞を運営する宗教団体Sとの関わり合いが増えた。

昨年、母が所属地区を変更したあとに急激に増えたのだ。

しかも私にも会合の誘いが増え、担当者に合わされる始末。

これでは私もストレスが増える一方だ。

その間、母の仕事環境も劇的に変化し、身体的不安も抱えるように。

そこを見見透かしたかのような一連の動きである。

 

 このままでは、家族ごと完全に組織に飲み込まれることを危惧し、

今回、数少ない友人の協力の下、寄稿をしたためている。

 

 この宗教団体、近年は新規会員が減っていて、

しかもスポンサーのテレビやラジオ番組も、ネット打ち切りが多くなっている。

最終回を迎えた番組は少ないが、一気に番組が減る可能性もあり、

収入は減る一方だ。

 

 当然、運営する新聞にも影響が出ている。

販売所を持たないため、配達人は減少傾向。

この人達を団体では「無冠の友」と呼んでいるが、

決して優遇されているわけではない。

 

 しかもこの団体は、海外からも賞賛されていると謳っているが、

実際は全く違うそうだ。

典型的な例が、英国での活動状況にある。

次回の寄稿では、英国と欧州での状況の違いを明らかにする。

 

(H)