声優の神谷浩史が22日、東京・日本武道館で行われた

スーパー戦隊シリーズ第41作

『宇宙戦隊キュウレンジャー』

(2月12日スタート、毎週日曜 前7:30 テレビ朝日系)の

制作発表に出席した。

神谷は龍の姿をした

キュウレンジャーの

チョイ悪オヤジ系司令官・ショウ・ロンポーの声を担当する。

(オリコン)

【全体ショット】シリーズ史上最多の9人のヒーローが登場

 同番組は、

スーパー戦隊シリーズとしては初という

スタート時から史上最多の9人のヒーローが宇宙を駆けめぐり、

悪に支配された銀河を解放に導く、

壮大なSFヒーローファンタジー作品。

モチーフは「宇宙×星座」。

5人組のヒーローが活躍した

シリーズ第1作の「ゴ(5)レンジャー」にならい、

「キュウ(9)レンジャー」と名づけられた。

初心に返って新時代を切りひらく意味が込められている。 

 神谷は

会場にショウ・ロンポーが登場すると、この日が初対面だといい

「君の声を担当することになったよ。頑張りますよ!」とがっちり握手。

特撮好きで、関わる仕事をするのが夢だったいう神谷は

「関わってしまうと、いい加減に

側でそれを見ていて楽しむことができなくなってくる。

関わるにあたっては誠心誠意、

自分がやれることを精一杯やります」と力を込めた。

 会見には、

ヒューマンタイプのシシレッド/ラッキー役の岐洲匠(19)、

サソリオレンジ/スティンガー役の岸洋佑(23)、

ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ役の山崎大輝(21)、

カメレオングリーン/ハミィ役の大久保桜子(18)、

カジキイエロー/スパーダ役の榊原徹士(27)が出席。

 初々しく意気込みを話す新人ヒーローたちを前に神谷は、

「1年間その役に付き合うっていう機会って

なかなか恵まれることって難しい。オリジナル物で」と切り出すと

「(演じるキャラクターが)いなくなっちゃう可能だってある。

それは僕らの頑張りで

『もっとこのキャラクターを活躍させよう』ってなるかもしれないって

思わせる何かをしないと最悪そうなるかもしれない」

と葉っぱをかけるなど、早速“司令官”ぶりを発揮。

この言葉にヒーローたちは「怖くなってきました」と、

そろって姿勢を正していた。

 物語の舞台となるのは、はるか遠い未来の宇宙。

悪の組織「ジャークマター」に支配され、希望が失われてしまった世界。

星座の力を宿した不思議なアイテム「キュータマ」に選ばれた

9人の戦士があらわれ、宇宙を救うという伝説が残され、

選ばれし彼らは、それぞれが異なる星座系出身の宇宙人。

ヒューマンタイプだけでなく、

オオカミ男にアンドロイド、機械生命体と

個性豊かなキャラクターが登場する。

1人1人がスーパースター、9人がオールスター、

全員が主役のスーパー戦隊となる。 

 イベントでは、非ヒューマンタイプの声を担当する声優陣も発表され、

オオカミブルー/ガルを中村和哉、

テンビンゴールド/バランスを小野友樹、

オウシブラック/チャンプを大塚明夫、

ワシピンク/ラプター283をM・A・Oが務める。