歌手で声優、水樹奈々(36)が10日、
2日間の東京ドーム公演最終日を迎えた。
(サンケイスポーツ)
「うれしーい!
4年4カ月ぶりに、
また憧れのステージに戻って来られるなんて
本当に幸せです!!」。
2011年12月以来の東京ドームの大舞台に
歓喜の声を上げた。
前日に続いて満員となった4万人のファンを沸かせた。
ヒット曲「禁断のレジスタンス」で幕を開けたライブは、計25曲を熱唱。
序盤には惑星を模した巨大な風船につられた銀色のほうきにまたがり、
高さ20メートルの空中を浮遊しながら、
2、3階席のファンの目の前でも歌唱。
「ついに…ほうきで空を飛んじゃいました!
皆さんのそばへ顔を見に行きたかった」。
この日が、00年1月に東京・銀座で行った初のソロライブから、
通算150回目のステージだった。
アンコールでは、
9月22日に兵庫・阪神甲子園球場でライブを行うことを発表。
愛媛・新居浜市の出身で、かねてから大の阪神ファンを公言するだけに、
長年の夢だった“聖地”での初ライブ開催に、
「夢みたい。大好きな阪神のおひざ元の甲子園で歌えるなんて…」
と報告すると顔を覆って号泣。
「敵地(の東京ドーム)でこんな話をしてもあれなんですけど…」
と最後は泣き笑いで、ドームを揺るがす万歳三唱をファンと行った。