節分の日の3日、
千葉県成田市の成田山新勝寺で恒例の「節分会」があり、
横綱白鵬ら大相撲力士やNHK大河ドラマ「真田丸」の出演者、
東日本大震災被災地の代表として
岩手県陸前高田市の戸羽太市長らが参加した。
「成田屋」の屋号で知られ
同寺と縁の深い歌舞伎役者市川海老蔵さんも、
初めて長男の堀越勸玄君(2)を連れて参加した。
参加者は、赤やピンクの鮮やかなかみしも姿で大本堂前に登場。
「福は内、福は内」の掛け声で勢いよく大豆や落花生などをまき、
五穀豊穣(ほうじょう)や被災地の復興を祈った。
豆まきに先立ち、戸羽市長が
「3月で震災から5年だが、被災地は厳しい状況が続いている。
まだまだ皆さまのご支援が必要だ」とあいさつ。
「震災の記憶を風化させないで」と訴えた。 (時事通信)