中国湖北省荊州市監利県を流れる長江で

乗客乗員456人を乗せた大型客船「東方之星」が転覆した事故で、

救援当局は2日午後までに、14人を救出したと発表した。

これまでに6人の死亡が確認されたほか、

依然として430人超が行方不明で、大多数は船内に閉じ込められている。

1949年の新中国建国後では最悪の船舶事故とみられ、

習近平指導部は軍や武装警察、消防などを大量動員し、

救命第一に懸命の作業を続けている。(時事通信)


 「東方之星」は1日午後9時半(日本時間同10時半)ごろ、

江蘇省南京市から重慶市に向けて航行中に転覆。

救助された後に拘束された船長は「竜巻に遭った」と語った。

 新華社電などによると、

2日午後0時50分すぎ、

ダイバーが船内に閉じ込められた65歳の女性を救出した。

さらに船内にいる5人の乗客も発見した。

ただ悪天候のため救助活動は難航している。