大地震で被災したネパールでは

2日もがれきの下敷きになった犠牲者の捜索と救助作業が続けられた。

この日、首都カトマンズ市内で助け出された女性について、

内務省は当初「166時間ぶりの救出」と述べていたが、

その後「女性は地震発生当日ではなく、

後日自宅に戻った際に建物が崩壊して下敷きになった」と訂正した。

被災から1週間を経て、なお救出劇をめぐり情報が錯綜(さくそう)している。
(時事通信)


 内務省によると、女性の名はマヤ・ビシタさん(45)。

重傷だが、意識はあり、話もできる。

2日午前10時(日本時間同日午後1時すぎ)ごろ、

倒壊した自宅のがれきの中から発見された。

 4月25日正午近くに起きた大地震から

「7日ぶりの救出」と内務省は一時騒然とした。

しかし、救出に携わった地元警察関係者が

その後「発生当日の被災者ではない」と主張。

内務省も地元警察の説明を受けて訂正し、謝罪した。