第18回統一地方選前半戦の10道県知事選と5政令市長選、
41道府県議選、17政令市議選が12日、投開票される。
投票は同日午前7時から始まり、
離島など一部を除き午後8時に締め切られる。
選挙戦では、人口減少に対応し
どのように「地方創生」を進めるかをめぐり
論戦が交わされた。
地方経済の立て直しに加え、
原発が立地する北海道、福井、島根では
再稼働の是非も争点になった。(時事通信)
知事選は、
北海道、神奈川、福井、三重、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の10道県、
政令市長選は札幌、相模原、静岡、浜松、広島の5市が対象。
与野党対決となる北海道、大分両知事選と札幌市長選の勝敗が注目される。
12日深夜には大勢が判明する見通しだ。
道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く41道府県、
政令市議選は仙台、静岡、北九州以外の17市で投開票が行われる。
議席の確定は13日未明になる見込み。
道府県議選は、総定数2284に対し過去最少の3272人が立候補。
うち501人が無投票当選となり、残る1783議席を2771人で争う。
自民党が1991年の統一選以来、
24年ぶりに改選議席の過半数を獲得できるかが焦点。
大阪府議選・市議選は、
「大阪都」構想を推進する地域政党「大阪維新の会」と、
構想に反対する自民、民主、公明、共産各党による激戦となっている。