ユニクロを運営するファーストリテイリングが

9日発表した2015年2月中間連結決算は、

売上高が前年同期比24.2%増の9496億円、

営業利益が40.2%増の1500億7700万円と、

ともに前年に引き続き過去最高を更新した。

特に中国や台湾、韓国など海外で販売が好調だった。

 通期の業績予想も

売上高1兆6500億円(従来予想1兆6000億円)、

営業利益2000億円(同1800億円)に上方修正した。

計画では、海外のユニクロが今秋に国内の店舗数を抜く。

 また、円安や原材料価格、人件費の上昇を受けて、

国内のユニクロで

今年の秋冬物から平均価格を約1割引き上げると発表した。

値上げは2年連続で、

セーターやジーンズなど、全商品の約2割が対象となる見通し。

(時事通信)