根拠がないのに、
サプリメントを摂取するだけで痩せるかのようなラジオ広告をしたとして、
消費者庁は17日、通信販売業「ライフサポート」(大阪市)に対し、
景品表示法違反(優良誤認)で、再発防止などを求める措置命令を出した。
一般社団法人日本民間放送連盟に対し、
会員によるラジオ広告の考査の厳正化なども要請した。(時事通信)
広告は29都道府県で計約1400回放送されていた。
同庁は「放送局は公益性が高く、消費者の誤認を防ぐ配慮が求められる」とし、
民放連を通じ広告の適正化を図る必要があると判断した。
同庁によると、
ライフサポートはサプリ「キャルッツ1000」について、
2013年4~12月、各地のラジオ放送局21局を通じ、広告を放送。
合理的な根拠がないまま、「取り過ぎたカロリーをなかったことに」
「カロリー制限も激しい運動もなしでダイエット」などと宣伝した。
ライフサポートの話 真摯(しんし)に受け止め、改善に努める。
日本民間放送連盟の話 広告の厳正な審査・適正化に民放連全体で取り組む。