被災地の神戸市に本拠を置くサッカーJリーグ、ヴィッセル神戸の現役選手、OBと
元日本代表のチームが対戦した「1.17チャリティーマッチ」が17日、
ノエビアスタジアム神戸で行われ、
三浦知良選手が2ゴールを決めるなどして、2万4052人の観衆を魅了した。(時事通信)
神戸OBとして参加した47歳の三浦知選手は後半早々から登場。
12分は頭で、34分には右足で技ありのゴールを決め、得意の「カズダンス」を2度も披露。
「僕はサッカーしかできないが、これで復興支援につなげたい」と話した。
元日本代表チームは中田英寿氏、名波浩氏や中村俊輔選手、楢崎正剛選手らが出場。
指揮を執った元日本代表監督の岡田武史氏も後半にプレーして盛り上げた。
開催を提唱したヴィッセル神戸アンバサダーの吉田孝行氏は、
兵庫県の滝川二高時代に震災を経験。
「20年前のきょうという日を忘れてはいけない。震災を知らない世代にも伝えたい」
と言葉に力を込めた。
収益金は阪神大震災や東日本大震災の復興などに使われる。