千葉県柏市であった連続通り魔事件で、
県警柏署捜査本部は5日、強盗殺人容疑で、
現場近くのマンションに住む
自称無職の竹井聖寿容疑者(24)を逮捕した。
「金を取る目的で人を刺したのは間違いない」と供述しており、
一連の事件についても認めているという。
捜査本部は同日朝から同容疑者を事情聴取、
午後には自宅を家宅捜索した。(時事通信)
捜査本部によると、
不審者情報や付近の防犯カメラの解析から竹井容疑者が浮上。
同容疑者は調べに素直に応じているが、
被害者に対する謝罪の言葉はないという。
捜査本部は自宅の家宅捜索で、
刃物や血の付いたダウンジャケットを押収。
詳しい鑑定を進め、凶器の特定を急ぐ。
逮捕容疑は3日午後11時35分ごろ、柏市あけぼのの路上で、
刃物のようなもので
会社員池間博也さん(31)の首などを数回突き刺すなどして殺害、
現金約1万数千円入りの手提げバッグを奪った疑い。
捜査本部によると、司法解剖の結果、
池間さんの死因は首や背中を刺されたことによる出血性ショックで、
ほぼ即死状態だったという。
竹井容疑者は池間さんと同じマンションに住んでいたが、面識はないという。
竹井容疑者は事件後、目撃者を装い、報道陣の取材に答えていた。