声優で歌手の水樹奈々が19・20日の両日、さいたまスーパーアリーナで
フルオーケストラライブ『NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013-OPUSII-』を行い、
2日間計5万4000人を動員した。(オリコン)

【ライブ写真13点】壮観なステージで全20曲を歌い上げた

 フルオーケストラをバックに歌うのは、
2011年1月に横浜アリーナで行って以来、2回目。
会場も演奏陣も前回の2倍以上に拡大し、
20日公演ではオーケストラ102人、コーラス77人、バンドメンバー7人、
指揮者、水樹本人を含めて総勢188人がステージを埋め尽くした。

 直径13メートルのシャンデリアから登場した水樹は、
オープニングで「残光のガイア」「SCARLET KNIGHT」の2曲を熱唱。
「最後まで一瞬の気の緩みもないように思いっきりかかってきてください。
たぶん外とは体感温度が30度ぐらい違うと思いますから、
ガンガンいい汗をかいて、最高の時間を作っていきましょう!」と笑顔で呼びかけた。

 全長4メートルの馬車「お奈々キャップ-GRACE FORM-」に乗って
外周から中央ステージに移動する大がかりな演出、
藤野浩一指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の大迫力の演奏で
しっとりとしたアコースティックコーナーを設けるなど、大会場ならではの見どころも満点。
最新シングル「BRIGHT STREAM」、2005年のヒット曲「ETERNAL BLAZE」など
全20曲を元気いっぱいに歌い上げた。

 公演中には夏の全国ツアー(公演数、会場未定)開催を発表し、
2万7000人から歓声が沸き起こった。