累計出荷300万本以上という人気ゲーム「メダロット」シリーズの
3DS向け最新作「メダロット7」(ロケットカンパニー)がこのほど発売された。
「カブトVer.」と「クワガタVer.」の2バージョンでの発売で、
97年にシリーズ第1作が発売されて以来、
テレビアニメの放送やマンガ化もされた人気シリーズ初の3DSタイトル。
リメークやスピンオフではない完全新作だ。

【写真特集】「メダロット7」のゲーム画面

 「メダロット」は、人間とロボットが共存する近未来が舞台のRPGシリーズ。
昆虫や動物をモチーフにしたロボット同士を戦わせる世界観と、
ロボットのパーツやアイテムなどを「収集」「育成」「交換」し、
それらを自由に組み合わせ、自分好みに「カスタマイズ」して
「対戦」するというゲームシステムが支持されて多数のファンを獲得。
アニメ化やマンガ化などのメディアミックス展開も行われ、
累計300万本以上を出荷しているヒット作だ。

 今回の「メダロット7」は、「カブト」と「クワガタ」の2バージョン。
ゲームの内容はほぼ同じだが、
カブトバージョンでは、血気盛んな射撃タイプのメダロット「メタビー」、
クワガタバージョンでは、
冷静で武士の魂を持った格闘タイプのメダロット「ロクショウ」が、
それぞれ主人公・アズマのパートナーとして登場するほか、
獲得できる「パーツ」などが異なっており、
各バージョンにしか登場しないメダロットもいるという。

 プレーヤーは総数700以上の「パーツ」や「メダル」を集めて、
自身のメダロットをカスタマイズしながら育成、
月のメダロットの襲来から、人間とメダロットの未来を守るため
宇宙規模の大冒険を繰り広げていく。
ローカルやインターネットの対戦も可能で、
攻略のための情報などが満載された「メダジャーナル」も
不定期に配信される予定で、「すれちがい通信」にも対応している。
(毎日新聞デジタル)