幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「東京ゲームショウ2012」は
23日、最終日を迎え、4日間で過去最高となる約22万3700人が来場した。
これまでの最高は昨年の約22万2600人で約1000人上回った。
「モンスターハンター4」などの有力タイトルがそろったこと、
会場でのみ手に入るデータの配布など来場者の増加策が当たり、記録を更新した。

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 23日の来場者数は、雨だったこともあり、
1日の過去最高を記録した3日目(22日)の約約8万3700人には及ばず、
約7万6800人にとどまった。
前日と同様30分繰り上げの午前9時半に開場。
「モンスターハンター4」の体験プレーの整理券は、
キャンセル待ちを含め、午前11時までになくなる人気ぶりで、
「メタルギアソリッド ライジング リベンジェンス」や「龍が如く5」
「テイルズ オブ エクシリア2」など各社の看板タイトルは
2時間半から4時間待ちの列ができた。

 事務局によると、
会場のみで配るソーシャルゲームの限定カード配布や、
携帯ゲーム機を利用したデータ配信などが、
来場者の増加に貢献しているとみている。
昨年まではゲームショウへの問い合わせで、
「発売前の新ゲームは必ず遊べるか?」
「限定グッズは確実に買えるか?」という内容が目についたが、
今回は「会場で配布するデータの受け取り方が分からない」
という内容が出てきたという。(毎日新聞デジタル)