ボードゲームとカードゲームを融合させた「カルドセプト」(任天堂)が、
ニンテンドー3DSで28日に発売される。
97年の第1作発売以来、根強い人気を誇る人気シリーズの最新作で、
これまで同様、大宮ソフトが開発を手がけている。(まんたんウェブ)

【写真特集】ボードゲームとカードゲームを融合「カルドセプト」のゲーム画面

 サイコロをふって盤上を進んでいくボードゲームで、
止まった土地でカードを使い召喚したクリーチャーで、
土地を自分の領地にすることができる。
敵の領地で止まると通行料として相手に魔力を支払わなければならないが、
カードでクリーチャーを召喚し、バトルに勝てば領地が増やせる。
魔力を支払ったり、徴収したりしながら総魔力を目標値まで増やし、
一番早く城に戻ったプレーヤーが勝利だ。

 勝利の鍵はさまざまなカードを組み合わせて構築する「ブック」の編成だ。
カードにはクリーチャーカードのほか、
戦闘中に使ってクリーチャーの能力などを変化させるアイテムカード、
特定のプレーヤーや領地に影響を及ぼすスペルカードがあり、
自分の好みや戦略に応じてカードを組み合わせ、
最大50枚のカードからなる「ブック」を作り上げる。

 本作では新カードの収録をはじめ、よりゲームバランスが練られた。
ゲームを通して収集できるカードの総数は480枚以上で、
魅力的なイラストがあしらわれている。
新たにマーケットが追加され、
3枚のカードと交換で2枚のカードを入手できるようにもなった。
また、ネットに接続するだけで1日1枚カードがもらえる。

 本体とゲームソフトを持ち寄れば4人まで対戦でき、
インターネット対戦にも対応している。
新たに2人で遊ぶ協力戦モードも盛り込み、
コンピューターの強敵と協力して戦えるようになった。
協力戦モードは「ダウンロードプレイ」でも選択でき、
ソフトを持っていないユーザーでもルールを教わるなどして、手軽に楽しめる。

 カルドセプト(3DS) CEROレーティングB(12歳以上対象) 
任天堂 4800円 6月28日発売