世界最大級のゲーム見本市
「E3(エレクトロニック・エンタテインメント・エキスポ)2012」
(エンタテインメント・ソフトウエア協会主催)が
米ロサンゼルスで5~7日(米国時間)開かれた。
任天堂は「Wii」の後継ゲーム機となる「WiiU」を展示。
ソニー・コンピュータエンタテインメントやマイクロソフトなども、
新作ゲームソフトを公開したほか、初出展となったグリーも話題になった。

【写真特集】込み合う会場 コスプレも華やか 「E3」の様子

 「E3」は北米向けの流通商談会として発足したが、
ソーシャルゲームの台頭や、デジタル流通の成長など、
テレビゲーム市場を取り巻く環境が変化する中で、
大作ソフトの発表会という側面が強まっている。
ハードメーカーがE3に先駆けて開催する恒例の発表会も、
インターネットを通して
世界のユーザーに発信するスタイルが確立しつつある。

 今回は新たにソーシャルゲーム大手のグリーが参加するなど
新規ブース出展が増え、例年以上の熱気が感じられた。
グリーのブースでは海外展開をにらんで、
スマートフォン向けのソーシャルゲームを38タイトル展示した。

 また「WiiU」を中心に出展した任天堂ブースでは、
本体同時発売のゲームソフト「ニンテンドーランド」コーナーが人気で、
多くの来場者でにぎわっていた。
恒例となったコスプレーヤーの姿も多く見られ、展示会に花を添えた。