ドイツカップは現地時間2日(以下現地時間)、

準決勝の残り1試合を行ない、

内田篤人が所属するシャルケが

昨季覇者のバイエルンに1対0で勝利。

元スペイン代表FWラウルが決勝弾を記録した。

ロイター通信が報じている。

 シャルケは序盤から攻勢に出ると、

CKの流れから33歳のラウルがヘッドを叩き込んで先制。

後半にはバイエルンも反撃に出たが、

ロッベンの2度のシュートを防いだGKノイアーの活躍もあって、

シャルケが1対0で逃げ切った。

なお、内田はフル出場を果たしている。

 2005年以来の決勝進出を果たしたシャルケのマガト監督は、

「セットプレーからもう1点取れたはずだね。

後半はよくなかったが、

それでも我々は勝利に値する試合をした」とコメント。

一方、敗れたバイエルンのファン・ハール監督は、

「非常に残念だ。

何が起こったか選手たちもまだ理解し切れていないようだ」と、

大会連覇の可能性が絶たれたことに対して無念の気持ちを表した。

 なお、決勝は5月21日に行なわれる予定で、

シャルケは2部のデュイスブルクとタイトルをかけて対戦する。