イングランド・プレミアリーグは現地時間1日(以下現地時間)、
延期となっていた1試合が行なわれ、
首位マンチェスターUと5位チェルシーの対戦は
2対1でチェルシーが勝利した。
マンUにとってはこれが今季2敗目となり、
勝利したチェルシーは順位を4位へと上げている。
ロイター通信が報じた。
序盤から積極的に攻めるアウェイのマンUは、
ルーニーがヘッドでチェルシーゴールに迫るなど徐々に主導権を握る。
すると29分、ペナルティエリア手前のスペースでターンをしたルーニーが、
鋭いシュートを突き刺してマンUが先制に成功。
前月26日の国内リーグで
相手選手にひじ打ちをしたことが問題になっていた同選手の活躍により、
マンUは1点リードで前半を折り返す。
対するチェルシーは54分、
クロスから流れたボールをルイスがボレーで押し込んで同点に追い付く。
マンUはベルバトフ、ギグスらを投入して勝ち越し点をねらうが、
チェルシーがボールを支配したため
逆に自陣の深いところで守勢を強いられることに。
迎えた79分、チェルシーがPKを獲得すると、
これをランパードが力強く沈めて逆転ゴールを奪う。
ロスタイムにはヴィディッチが2度目の警告を受けて退場となり、
マンUは万事休す。チェルシーが2対1でマンUを下した。
今季2敗目を喫したマンUは勝ち点60(28試合消化)のまま。
首位であることは変わっていないが、
2位アーセナル(同56/27試合消化)とのポイント差を
広げることができなかった。
一方、勝利したチェルシーは勝ち点を48に伸ばし、
トッテナムをかわして4位に浮上。
3位マンチェスターCに同2差まで迫っている。