アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開催されている、

2011年WGC(世界ゴルフ選手権)第1戦

「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の最終日。

初日から立て続けに起きた波乱をくぐり抜け、

決勝戦まで勝ち上がった2人、

マーティン・カイマー(ドイツ)とルーク・ドナルド(イングランド)による

18ホールの決勝戦が行われ、ドナルドが3アンド2でカイマーを撃破。

自身初となるWGCタイトルを手にした。(ゴルフダイジェスト)

 序盤にペースを握ったのはドナルド。

最初の5ホールで3アップのリードを奪い、

世界ランクNo.1の座が確実視されているカイマーを脅かす。

だが、カイマーも6番、8番、9番と奪い返し、

オールスクエアで後半へ折り返した。

 ここからドナルドが、失いかけた流れを引き戻す。

まるで前半の再現のように、

11番、12番、15番とアップを奪い、再び3UPのリード。

ドーミーホールとなった16番をパーで分け合い、

2ホールを残してドナルドが勝利を決め、

イングランド勢としては今大会2人目となるタイトルホルダーに名を連ねた。

 なお、同日に行われた3位決定戦は、

マット・クーチャーが2アンド1でバッバ・ワトソンを下している。