第48回ラグビー日本選手権の決勝が27日、秩父宮で行われ、

サントリーが三洋電機を37-20で下し、

9季ぶり4度目の優勝を果たした。(サンケイスポーツ)

 前半5分、三洋が田邉淳のペナルティーゴールで先制するも、

11分、サントリーは自陣ゴール前でターンオーバーを奪い、

そのチャンスをしっかりとものにして小野沢宏時がトライを決めて逆転。

その後も果敢に攻め続け、33分には長友泰憲が、

37分にはトゥシ・ピシがトライ、サントリーが24-6とリードして

前半を折り返した。

 後半は10分過ぎから一進一退の攻防となった。

12分、ホラニ龍コリニアシがこの試合三洋初のトライを決めると、

16分にはサントリーが青木佑輔のトライで突き放す。

すると三洋もすかさず19分、ターンオーバーの応酬から

サム・ノートンナイトがトライを決めて9点差に迫った。

しかし、三洋の追い上げもここまで。

サントリーは25分に長友のトライでリードを広げると、

36分にはピーター・ヒューワットがペナルティーゴールを入れ、試合を決めた。

攻撃的なラグビーを展開したサントリーが、9季ぶりの優勝を飾った。