リーガ・エスパニョーラは現地時間26日に

第25節の5試合が行なわれ、

首位バルセロナは

家長昭博の所属する11位マリョルカと敵地で対戦し、

3対0で快勝した。

一方、2位レアル・マドリーは13位デポルティーボと

0対0で引き分け、両チームの勝ち点差は7に広がった。

ロイター通信が報じた。

 バルセロナは37分、

ケイタのラストパスをメッシがうまくコントロールし、

最後は頭で押し込み先制に成功する。

56分にはブスケッツが前線に送ったボールを

ビリャがドリブルでエリア内に持ち込み、

相手GKをかわして追加点。

さらに66分にはペドロがネットを揺らしてマリョルカを一蹴した。

なお、バルセロナはこの日の勝利により、

アウェイでの連続無敗試合を「19」に伸ばし、

レアル・ソシエダが1979-80シーズンに打ち立てた

リーガ記録に並んでいる。

 マリョルカの家長は0対3とリードされた68分からピッチに登場。

積極的な姿勢を見せたものの、得点を挙げることはできなかった。

 一方、デポルティーボとのアウェイ戦に臨んだレアルは、

立ち上がりから攻勢を仕掛けたが、相手の守備に手を焼いた。

クリスティアーノ・ロナウドやアデバヨルのシュートはポストに嫌われ、

ベンゼマも決定機を活かせず、結局スコアレスドローに終わった。

この結果、首位バルサと2位レアルの勝ち点差は、

再び7にまで広がった。

 手痛いドローを喫したレアルのGKカシーリャスは

試合後、現地のテレビ局に対し「明らかに(優勝争いから)後退した。

だけど今は、(3月3日に行なわれる)マラガ戦のこと、

そして、どうやって首位(バルサ)に追い付くかを考えなければならない」

とコメントしている。

 7位セビーリャと9位アトレティコ・マドリーの一戦は、

セビーリャが2度のリードを守り切れず、2対2のドローに終わった。

6位エスパニョールは8位レアル・ソシエダに4対1で快勝し、

連敗を4でストップ。

16位スポルティング・ヒホンと18位サラゴサの一戦は、

0対0の引き分けに終わっている。