アジア女子ツアー(LAGT)の夢屋ドリームカップは

26日、愛知県の平尾カントリークラブを舞台に

最終ラウンドの競技を終了。

単独トップからスタートした横峯さくらが

2バーディ、4ボギーの2オーバー74とスコアを落としながらも、

通算8アンダーで逃げ切り自身初となる海外ツアー優勝を飾った。

1打差の単独2位に横峯さくらの姉・瑠依が入っている。(ISM)

 日本開催のアジアツアー最終日に

横峯姉妹が壮絶な優勝争いを繰り広げた。

通算10アンダーから出たさくらが

前半でバーディなしの2ボギーとスコアを落とすと、

6打差の4位タイからスタートした瑠依が

前半だけで4バーディ(1ボギー)を奪う猛チャージ。

バックナインに入ると、

12番のバーディで通算8アンダーとした瑠依に対し、

さくらは13番ボギーで通算7アンダーに後退し逆転を許してしまう。

 ところが、さくらが14番でバーディを奪い

通算8アンダーの首位に並ぶと、

瑠依が16番でボギーを叩き通算7アンダーで2位へ後退。

瑠依は17番、18番でスコアを伸ばせず

通算7アンダーのままホールアウトし、

逃げ切りを図るさくらは15番からの上がり4ホールを

無難にパーでまとめ、

1打差の大接戦となった姉妹対決に終止符を打った。

国内通算17勝を誇るさくらが

海外ツアー初Vという最高の形で弾みをつけ、

次週の国内ツアー開幕戦

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントに臨む。

 なお大会の最終順位は、

米山みどりが通算5アンダー単独3位に入り日本勢がトップ3を独占。

その他、若林舞衣子が通算4アンダー4位タイ、

塩崎亜美が通算3アンダー7位タイ、

豊永志帆が通算2アンダー10位タイに入った。