デンバー・ナゲッツは現地24日、

本拠地でボストン・セルティックスと対戦。

21日にエースのメロことカーメロ・アンソニーや

司令塔のチャウンシー・ビラップスらを

ニューヨーク・ニックスにトレードしたナゲッツは、

同日に先発センターのケンドリック・パーキンスら

ビッグマン3人をトレードに出したセルティックスに対して

インサイドを制圧し、89対75で快勝した。

ナゲッツは連勝を3に伸ばし、今季成績を34勝25敗としている。

 先日超大型トレードを成立させて

ニックスから加入したダニーロ・ガリナリ、レイモンド・フェルトン、

ウィルソン・チャンドラーが出場したナゲッツに対し、

同日にトレードを成立させたセルティックスは、

パーキンスを絡めたトレードでサンダーから獲得した

ジェフ・グリーンとネナド・クリスティッチの合流が遅れて手薄な状態。

 試合は、ビッグマンを欠くセルティックスが

リバウンド数38本に留まったのに対し、

ナゲッツは52本とインサイドを制圧する。

第4Q中盤まで一進一退の攻防を展開していたが、

ナゲッツは2点ビハインドで迎えた試合時間残り4分12秒の場面で、

新加入のチャンドラーがスリーポイントシュート決めて逆転に成功。

そのスリーを口火に16対0のラストスパートを披露し

セルティックスを突き放して勝利した。

 個人成績では、ケニオン・マーティンが18得点、10リバウンド、

チャンドラーが16得点を挙げてチームをけん引。

さらにネネイは12得点、10リバウンド、

JR・スミスは12得点、8リバウンドをマークしている。

 一方のセルティックスは、第4Q終盤で力尽き今季15敗目(41勝)。

リーグ屈指のディフェンス力を誇るセルティックスであっても

ビッグマンの層が薄い状態では厳しい試合となった。

個人成績では、ポール・ピアースが17得点、

ケビン・ガーネットが14得点、13リバウンドをマーク。

先発センターに起用されたグレン・デイビスは

11得点、6リバウンドと少し寂しい結果となっている。(STATS-AP)