現地24日、シカゴ・ブルズが

本拠地にマイアミ・ヒートを迎えた一戦は、

エースのデリック・ローズが26得点、

ルオル・デンが20得点、10リバウンドでチームをけん引し、

93対89でブルズが接戦を制した。

ブルズは今季成績を39勝17敗としている。

 前半はヒートのペースで進み、

ブルズは9点のリードを許して後半に突入する。

しかしブルズは、10点ビハインドで迎えた第3Q残り6分38秒から、

ローズのレイアップシュートを皮切りに15対2のランで逆転に成功。

その後はシーソーゲームになったが、

89対84とブルズの5点リードで迎えた試合残り約1分の場面から、

ドウェイン・ウェイドとレブロン・ジェームスにシュートを決められて

1点差に詰め寄られる。

さらにレブロンにカウントワンスローを沈められて

89対89の同点にされたブルズだが、

残り16秒の場面でデンが

勝ち越しのスリーポイントシュートを決めて勝利を引き寄せた。

 個人成績ではローズとデンの他に、

カルロス・ブーザーが16得点、9リバウンド、

トルコ人ルーキーのオメール・アシクが11リバウンドをマークした。

先月の15日にもホームでヒートを3点差で下したブルズは、

復帰2戦目となったジョアキム・ノアも8リバウンドを記録するなど、

インサイドを制圧しリバウンド数で53対39とヒートを圧倒した。

 一方のヒートは今季16敗目(42勝)。

今月は13日にもボストン・セルティックスに敗れるなど、

イースタン・カンファレンスのトップシードを争う2チーム相手に

大事な試合を落としている。

個人成績では、ウェイドが34得点、8リバウンド、

レブロンが29得点、10リバウンド、5アシストと奮闘を見せたが、

クリス・ボッシュはフィールドゴール成功率18本中1本で

7得点に留まっている。(STATS-AP)