ヨーロッパリーグは現地時間24日(以下現地時間)、

決勝トーナメント1回戦セカンドレグの残り14試合が行なわれ、

リヴァプール(イングランド)はスパルタ・プラハ(チェコ)に1対0で勝利。

2試合合計スコアを1対0とし、勝ち抜きを決めた。

また、坂田大輔の所属するアリス・テッサロニキ(ギリシャ)と対戦した

マンチェスターC(イングランド)は3対0で勝利を収め、

2試合合計3対0でベスト16進出を決めた。ロイター通信が報じている。

 前週のファーストレグを0対0で引き分けたリヴァプールは

ホームでスパルタ・プラハと対戦。

ファーストレグに続き、この日もお互いゴールが遠く、

なかなか得点を挙げることができない。

それでも、リヴァプールは試合終了が迫った86分、

カイトがCKから頭で合わせ待望の先制点。

この1点が決勝点となり、苦しみながらも勝ち抜きを決めた。

 アリス・テッサロニキをホームに迎えたマンCは、

7分と12分にジェコが立て続けに2点を挙げると、

後半にも1点を追加して快勝。

なお、坂田はこの試合に先発出場したが、前半のみで交代となった。

岡崎慎司が所属するシュトゥットガルト(ドイツ)は、

ベンフィカ(ポルトガル)に0対2で敗戦。

2試合合計スコアを1対4とされ、ベンフィカの16強入りと

シュトゥットガルトの敗退が決まった。

岡崎はこの試合にフル出場し、惜しいシュートを放つ場面もあったが、

得点を挙げることはできなかった。

 国内リーグで互いに首位を走る

PSV(オランダ)とリール(フランス)の一戦は3対1でPSVが勝利。

PSVが2試合合計スコア5対3で勝ち抜きを決めた。

また、ファーストレグを0対0で終えていた

ビリャレアル(スペイン)とナポリ(イタリア)の試合は、

ビリャレアルが2対1で制し、ベスト16に進出している。

 そのほか、ファーストレグで快勝していたアヤックス(オランダ)、

レヴァークーゼン(ドイツ)らはこの日も勝利し、危なげなく勝ち抜きを決め、

パリSG(フランス)、ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)らの強豪も

ベスト16へ進出した。

 このほか、レンジャース(スコットランド)、スパルタク・モスクワ(ロシア)、

ブラガ(ポルトガル)、ディナモ・キエフ(ウクライナ)、

トゥヴェンテ(オランダ)の勝ち抜きも決定。

これで、前々日のCSKAモスクワ(ロシア、前日のポルト(ポルトガル)に続いて、

16強入りの全チームが決まった。

 なお、ベスト16では、

本田圭佑の所属するCSKAモスクワがポルトと激突するほか、

ブラガ対リヴァプール、

ディナモ・キエフ対マンチェスターCなどの対戦カードが決まっている。