イングランド・プレミアリーグは現地時間23日、

延期となっていた1試合が行なわれ、

2位アーセナルが10位ストーク・シティに1対0で勝利した。

この結果、アーセナルは

消化試合数が一つ少ない首位マンチェスターUに

勝ち点1差に迫った。

しかしながら、この試合で

セスク、ウォルコットが負傷交代を余儀なくされる

代償を払うこととなった。ロイター通信が報じている。

 前半から試合の主導権を掴んだアーセナルは、

開始早々にウォルコットがポスト直撃のシュートを放つなど

決定的なシーンを作る。

直後の7分には、負傷のコシールニーに代わり

先発出場したスキラッチがヘッドで決めて先制する。

結局このゴールが勝敗を分け、アーセナルが勝ち点3を手にし、

首位マンUとの差を1ポイントとした。

 首位マンUに肉薄する貴重な勝利を収めたアーセナルだが、

この試合では13分にセスクがハムストリングを傷め、

70分にはウォルコットが足首を負傷し、交代を余儀なくされている。

両選手は27日に行なわれる

カーリングカップ(イングランド・リーグカップ)決勝の

バーミンガム戦を欠場する見込みとなっている。

 アーセナルのヴェンゲル監督は、

「テオ・ウォルコットは足首を捻挫したので交代となった。

(ケガが回復するまで)どれくらいかかるかは分からないが、

間違いなく日曜(27日)の試合はダメだろう」とコメント。

担架に乗せられピッチを去ったウォルコットの

カーリングカップ決勝欠場を示唆した。

また、セスクについては「セスクはハムストリングに問題を抱えた。

明日、精密検査を受ける。今の段階でどの程度のケガかは分からない。

明日になれば判明する」と状況を明かした。