現地22日、マイアミ・ヒートが

本拠地にサクラメント・キングスを迎えた一戦は、

レブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイド、

クリス・ボッシュのオールスター3選手が揃って活躍し、

ヒートが117対97で圧勝。

オールスター明け初戦を白星で飾り、

ラストスパートに向けて好スタートを切った。

 ヒートは第1Q、

フィールドゴール(FG)成功率64%をマークする決定力を見せ、

35対16とキングスを圧倒。

第3Q中盤には29点差までリードを広げると、

終盤には先発陣をベンチに下げるなど

最後まで余裕の展開で勝利した。

ヒートは1度もリードを許すことなくキングスに完勝している。

 個人成績では、

オールスターで史上2人目のトリプルダブルをマークしたレブロンが

31得点、8リバウンド、故障が心配されたウェイドは23得点、7アシスト、

ボッシュは22得点、9リバウンドをマーク。

20日にロサンゼルスで行われたオールスターゲームに出場した3選手は、

アメリカ横断遠征の疲れを見せることなくチームをけん引した。

ヒートはここ12試合で11勝目を挙げシーズン成績を42勝15敗とし、

57試合を終わった時点での勝率でフランチャイズ記録に並んだ。

 一方のキングスは今季41敗目(13勝)。

サミュエル・ダレンベアーが18得点、13リバウンドで

今季4度目のダブルダブル、

ジェイソン・トンプソンとジャーメイン・テイラーが

それぞれ13得点を記録した。

しかし、インサイドの要のダマーカス・カズンズが

FG成功率14本中3本と振るわず、わずか8得点に留まったのが痛かった。

なお、エースのタイリーク・エバンスは、

左足の故障でさらに最低3週間の離脱となることが

同日に明らかとなっている。(STATS-AP)


 ロサンゼルス・レイカーズは

現地22日、本拠地でアトランタ・ホークスと対戦。

オールスターで史上最多タイとなる4度目のMVPに輝い

たコービー・ブライアントが20得点、

オールスターでウェスタンの勝利に貢献したパウ・ガソルが

14得点、10リバウンドの活躍を見せ、104対80で快勝。

レイカーズは、連敗を3でストップし、今季成績を39勝19敗としている。

 今月3日以来久々にホームに戻ってきたレイカーズは、

序盤から順調にスコアを重ね、前半終盤には21点の大量リードを奪う。

後半に入っても勢いは衰えず、26点リードに突き放して迎えた第4Qには、

勝利を確信したフィル・ジャクソンHCが

23日に敵地で行われるポートランド・トレイルブレイザーズ戦に備えて

主力を休ませる余裕を見せた。

 コービーとガソルの他には、シャノン・ブラウンが15得点、

アンドリュー・バイナムは15リバウンド、3ブロックをマークした。

オールスターブレーク前にはオーランド・マジック、

シャーロット・ボブキャッツ、

さらには勝率でリーグ最下位のクリーブランド・キャバリアーズに敗れ

ロード3連敗で前半戦を終えたレイカーズだが、

2年連続王者に相応しい勝利で後半戦のスタートを切った。

 一方のホークスは、ジョー・ジョンソンが14得点でチーム最多、

アル・ホーフォードも13得点に留まり両オールスター選手が寂しい結果に。

さらにチーム全体のフィールドゴール成功率はわずか36.6%、

スリーポイントシュートにいたっては15本中14本を外すなど

決定力を欠きレイカーズの本拠地で5連敗となった。

ロード5連戦を黒星でスタートしたホークスは、今季22敗目(34勝)。

ここ5試合で4敗と調子を落としている。(STATS-AP)