チャンピオンズリーグ(以下CL)は

現地時間22日(以下現地時間)に

決勝トーナメント1回戦ファーストレグの2試合が行なわれ、

レアル・マドリー(スペイン)はリヨン(フランス)と対戦し、

1対1で引き分けた。ロイター通信が報じている。

 リヨンの本拠地ではここまで3連敗中と相性が悪いレアル。

前半、クリスティアーノ・ロナウドがFKでゴールをねらう場面もあったが、

リヨンFWゴミに際どいシュートを放たれるなど冷や汗をかかされる。

前半は主導権を握ることができず、

チャンスもほとんど迎えられないままスコアレスで折り返した。

 後半にもC・ロナウドのFK、

セルヒオ・ラモスのヘディングがゴール枠を叩き、

なかなか得点を奪えないレアル。

しかし65分、エリア内でパスを受けたベンゼマが、

ドリブルで相手DFを引き付けながら最後はロリスの股を抜いてゴール。

ようやく先制したレアルだったが83分、

FKからエリア内でつながれゴミに同点弾を許してしまう。

このままタイムアップを迎え、

レアルは鬼門となっているリヨンのホームで1対1と引き分けた。

 レアルのバルダーノGM(ゼネラル・マネージャー)は試合後、

「我々は重要な結果を手にした。

最後にいい終わり方はできなかったがね」とコメント。

アウェイゴールを奪っての引き分けを演じた試合を振り返った。

 なお、セカンドレグは3月16日にレアルのホームで行なわれる。


チェルシー(イングランド)がコペンハーゲン(デンマーク)に2対0で勝利。

2得点のアネルカがチームを快勝に導いている。ロイター通信が報じた。

 巨額の移籍金で加入したフェルナンド・トーレスは未だ得点を挙げられず、

ドログバもベンチスタートと元気のない攻撃陣のなかにあって、

この日のアネルカは一人で気を吐き2ゴールをマークした。

まずは17分、

かつてチェルシーに所属していたグロンキェルのミスパスを拾ったアネルカは、

ドリブル突破から豪快なミドルを突き刺して先制点を挙げる。

さらにアネルカは54分、

後方からのパスを先制点と同じような形で決めてみせた。

 昨年12月以来、公式戦から遠ざかっていたコペンハーゲンは、

試合のリズムを掴むことができず。

一矢を報いることもできないままタイムアップを迎え、

ベスト8進出は厳しい状況となった。

 試合後、チェルシーのアンチェロッティ監督は『スカイスポーツ』に対し、

「選手たちはハードワークをして、いいプレーを見せた。

でも、それは前半だけだった」とコメント。

敵地で快勝を収めながらも、次戦に向けての改善点を挙げた。

また、この試合無得点に終わったF・トーレスについては

「トーレスはいいプレーをした。

ストライカー陣の働きがこの試合の鍵だった」と述べ、そのプレーを労った。

 なお、セカンドレグは3月16日、チェルシーのホームで行なわれる。