イタリア・セリエAは現地時間20日に第26節の残り8試合が行なわれ、

首位ミランは12位キエーヴォを2対1で下した。

また、2位ナポリも勝利した一方で、

6位ユヴェントスと8位ローマは敗れている。ロイター通信が報じた。

 キエーヴォと敵地で対戦したミランは

25分、イブラヒモヴィッチがクロスを頭で落とすと、

最後はロビーニョが決めて先制に成功する。

その後、一度は同点に追い付かれたミランだったが、

82分に途中出場のパトが値千金の決勝ゴールを奪い、

オーナーであるベルルスコーニ氏の就任25周年の記念日を白星で飾った。

 一方、ミランを勝ち点3差で追うナポリは、

森本貴幸が所属する15位タイのカターニアとホームで対戦。

25分にスニガが決めた1点を守り切り、しっかりと勝ち点3をモノにした。

なお、森本は負傷の味方選手に代わって43分から途中出場。

積極的にシュートを放ったものの、得点は奪えなかった。

 ユヴェントスは敵地で17位レッチェと対戦し、0対2で敗れた。

ユヴェントスは序盤にGKブッフォンがエリア外でハンドを犯し、

レッドカードを受けて一発退場に。

早い時間帯から数的不利な状況となり、

前後半に1点ずつを奪われて完敗した。

 また、10位タイのジェノアとのアウェイ戦に臨んだローマは、

トッティのゴールなどで後半立ち上がりまでに3点をリードしたものの、

その後4失点を喫し、3対4でまさかの逆転負け。

この試合後に、ローマのラニエリ監督は辞任を発表している。

 そのほか、4位ラツィオはエルナネスのゴールにより、

最下位バーリに1対0で勝利。

5位ウディネーゼ対18位ブレシア、

10位タイのフィオレンティーナ対13位サンプドリアの一戦は

ともにスコアレスドローに終わり、

15位タイのパルマは19位チェゼーナと2対2で引き分けている。