インドのニューデリーにあるDLFゴルフ&カントリークラブで開催されている、
欧州男子ツアー第9戦「Avantha マスターズ」の最終日。
4日間首位が入れ替わる混戦の中、
S.S.P.チョラシア(インド)が、通算15アンダーで、自国優勝を飾った。
連日の日没サスペンデッドの中、
この日も3日目の未消化分と合わせて最終日を迎えた。
首位と1打差の暫定3位タイからスタートしたチョラシアは、
1番ホールからバーディ発進の好スタートを切ると、
さらに3つスコアを伸ばして前半を折り返す。
その勢いは止まらず、後半の10番、11番で連続バーディ、
さらに14番でもスコアを伸ばした。
好調だと思われた矢先、16番パー3でダブルボギーを叩き、
2位で追うロバート・コールズ(イングランド)に並ばれてしまうが、
コールズが最終18番をボギーとし、
チョラシアが1打逃げ切る形で勝利を手にした。
16番のダブルボギーで、プレーオフも覚悟していたと明かしたチョラシアだが、
「最初のシーズンはスイングやメンタル面でとても苦労したので、
欧州ツアーで勝つことが目標であり、今まさに実現できた」と喜びに浸った。
2008年の「エマール-MGF・インディアンマスターズ」以来3年ぶり、
ツアー通算2勝目となる。
日本から出場している丸山大輔は通算2アンダーで45位タイ、
平塚哲二は通算イーブンパーの57位タイ、
谷原秀人は通算2オーバーの69位タイで大会を終えた。(ゴルフダイジェスト)