陸上の世界選手権(8月、韓国・大邱)の代表選考会を兼ねる

横浜国際女子マラソン(20日、山下公園発着)が行われ、

尾崎好美(第一生命)が2時間23分56秒で優勝した。

2位に中里麗美(ダイハツ)、

3位にマリサ・バロス(ポルトガル)が入った。

 スタートからペースメーカーを含め13人で先頭集団を形成していたが、

5キロ手前で初マラソンの泉有花(天満屋)が、

7キロ付近で藤田真弓(十八銀行)と吉田香織(アミノバイタルAC)が

先頭集団から離れた。

さらには10キロ手前で38歳のデラルツ・ツル(エチオピア)も遅れはじめた。

 さらに、20キロ付近でカロリナ・ヤジンスカ(ポーランド)が、次

いでアザレク・マスレシャ(エチオピア)も遅れて先頭集団は6人となり、

中間地点を1時間11分36秒で通過した。

30キロ地点でペースメーカーが離脱、

優勝は尾崎、中里、バロス、

永尾薫(ユニバーサルエンターテインメント)の4人に絞られた。

 36キロ地点で初マラソンの永尾が集団から脱落し集団は3人に。

そして39キロ過ぎ、遂に尾崎がスパート。

そのまま後続を振り切り優勝した。

中里は自己記録を10分も更新する2時間24分29秒で、

バロスは2時間25分04秒でゴールした。

尾崎は8月に韓国で行われる陸上世界選手権の出場が内定した。

(サンケイスポーツ)