ドイツ・ブンデスリーガは現地時間19日に

第23節の6試合が行なわれ、

香川真司が所属する首位ドルトムントは

11位ザンクトパウリに2対0で快勝した。

また、3位バイエルンも5位マインツを3対1で下している。

ロイター通信が報じた。

 ホームのドルトムントは立ち上がりから猛攻を仕掛け、

グロースクロイツやサヒンがチャンスを迎えるも、

GKに阻まれるなどゴールには結び付かない。

しかし、ドルトムントは39分に

バリオスの今季リーグ戦10得点目で先制点を奪うと、

後半にも相手のオウンゴールで追加点。

最近2試合をドローで終えたドルトムントだったが、

優勝に向けて貴重な勝ち点3を獲得した。

 試合後、ドルトムントのクロップ監督は

「非常に価値ある勝利だ。

チャンスを生かすことが我々の課題だったからね」

「チームは集中力を保ち、勝利に向かって集中していた」と、

3試合ぶりの勝利に喜びを表した。

 一方、敵地でマインツと対戦したバイエルンは、

シュヴァインシュタイガーのゴールでリードして前半を終えると、

後半立ち上がりにはミュラーが追加点。

さらに77分にも、現在得点ランクトップを走るゴメスがネットを揺らし、

終盤に1点を返されるも3対1で快勝。

リーグ戦ここ8試合で6勝目をマークした。

 長谷部誠が所属する15位ヴォルフスブルクは、

矢野貴章の所属する6位フライブルクに1対2で逆転負け。

長谷部は2試合連続となるフル出場を果たし、

矢野は78分から4試合ぶりにピッチへ姿を現した。

また、槙野智章が所属する13位ケルンは

アウェイで8位ホッフェンハイムと1対1のドロー。

槙野はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

 そのほか、4位ハノーファーは

シュラウドラフの2ゴールなどで、

16位カイザースラウテルンに3対0で快勝。

7位ハンブルガーSVも14位ブレーメンに4対0で圧勝している。