リーガ・エスパニョーラは現地時間19日(以下現地時間)に

第24節の3試合が行なわれ、

2位レアル・マドリーは15位レバンテを2対0で下した。

これによりレアルは、

翌日に試合を控える首位バルセロナとの勝ち点差を

暫定ながら2に縮めている。ロイター通信が報じた。

 昨年12月に行なわれた

スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の試合では、

レバンテに8対0の大勝を飾っているレアル。

この日の試合では出場停止のGKカシーリャスに加え、

22日のチャンピオンズリーグ(以下CL)に向けて

ペペやシャビ・アロンソらを温存して試合に臨んだ。

 レアルは開始早々の6分、

右サイドを突破したディマリアのクロスをベンゼマが押し込み、

幸先よく先制点を奪う。

さらに40分には、クリスティアーノ・ロナウドのFKに

カルヴァーリョが合わせて追加点を挙げ、

2点をリードして前半を折り返す。

後半に入るとC・ロナウドが決定機を決め切ることができなかったものの、

レアルは相手に危ない場面をほとんど作らせず、危なげなく快勝を飾った。

 試合後、レアルのモウリーニョ監督は

「CL前の試合というのは、多くの人の意識がCLに集中してしまうため難しい。

特にレバンテは、前回の試合で我々に大敗していたからね」

「しかし、早い時間に先制点を挙げられたことで、

そこからは試合をコントロールすることができた」とコメントした。

 またモウリーニョ監督は、

バルサにプレッシャーをかけることができたのではとの問いに

「バルサの試合に影響を与えることはできない。

プレッシャーは2位のチームである我々が感じるもので、

首位のチームが感じるものではない」と語っている。

 3位バレンシアは16位スポルティング・ヒホンとホームで対戦。

しかし、前節バルサの連勝記録を止めたヒホンを相手に攻めあぐね、

スコアレスドローで試合を終えた。

また、11位アトレティコ・マドリーは17位サラゴサと対戦し、

後半にアグエロが決勝ゴールにより1対0で勝利。

リーグ戦の連敗を4で止めている。