2年連続賞金王のベルンハルト・ランガー(独)が

後続に4打差をつけ独走態勢に入っている。

 米チャンピオンズツアーの

ジ・エースグループ・クラシック(フロリダ州、ザ・クォーリー)は

現地時間19日、第2ラウンドの競技を終了。

初日首位タイ発進のランガーが3連続を含む

8バーディ(2ボギー)を量産し、通算14アンダーで単独トップに立った。

通算10アンダーの2位タイにフレッド・ファンク(米)、

ラス・コクラン(米)、マーク・カルカベッキア(米)、

マーク・オメーラ(米)の4人がつけている。

「先週あまり良いプレーが出来なかったから、

今週は試合の前にオーバーワークと思えるほど練習に打ち込んだ。

お陰でショットもパットも随分良くなっている。

昨年の好調時の感覚を早く取り戻したい」とランガー。

前週、地元フロリダ州ボカラトンでの大会で17位タイに終わり

悔しい思いをした。その悔しさをバネに、

シニア最強の名にかけて残り18ホール

“勝利”の二文字を追いかけるつもりだ。

 一方、初日18位タイにつけていた尾崎直道は

出だし1番でバーディを奪い、7番でイーグル奪取に成功、

さらに9番から3連続バーディをマークするなど快調にスコアを伸ばす。

ところが勝負どころの上がり2ホールで連続ボギーを叩き、

2日連続の2アンダー70止まり。

通算4アンダー22位タイと前日からわずかに順位を下げた。(ISM)