欧州、アジア、インドの3ツアーが共催する

アバンサ・マスターズ(インド、DLF G&CC)は

現地時間19日、日没順延となっていた第2ラウンドの続きと

第3ラウンドの競技を行ったが、

この日も進行が遅れ3日連続でサスペンデッド。

体力と集中力が勝負のカギを握る展開の中、

第3ラウンドを6アンダー66でホールアウトした

パブロ・ララサバル(スペイン)が通算11アンダー暫定トップに浮上。

同スコアで第3ラウンド16ホール消化の

ロバート・コールズ(英)が並んでいる。

 欧州ツアーの

2008年度ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いているララサバルは、

好調の原因を「ここのところ

心技体すべての面で鍛錬を積んでいるから」と分析。

「勝つためには何をすべきなのか、

トッププロになるためには何が必要なのか、

それを常に考えている」と一皮剥けたプレーを目指しているようだ。

 前日は同郷のラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が

暫定トップに立っていたが、

第3ラウンドの13ホール終了でスコアを1つ落とし、

通算7アンダー暫定14位タイに後退。

それでも今季の欧州ツアーでは、

すでにパブロ・マーティン(スペイン)、

アルバロ・キロス(スペイン)が優勝を飾っており、

スペイン勢にとっては“燃える材料”が揃っている。

 その他、地元インドの英雄ジーブ・ミルカ・シンは

第3ラウンド途中で通算9アンダー暫定6位タイ、

アジア最強の称号を持つトンチャイ・ジェイディ(タイ)は

通算7アンダー暫定14位タイ。

日本勢では第3ラウンドを終えた丸山大輔と谷原秀人が

通算1アンダー暫定56位タイ。

平塚哲二は16ホールを終え通算1オーバー暫定70位タイに低迷中。

久保谷健一は通算4オーバーで予選落ちを喫した。(ISM)