フィギュアスケート・四大陸選手権第3日(19日、台北)

男子のフリーが行われ、

前日のショートプログラム(SP)で首位に立った

高橋大輔(24)=関大大学院=が

160.51点のシーズンベストを叩き出し、合計244.00点で優勝。

2位にシニア転向1年目の羽生結弦(16)=宮城・東北高=が入り、

3位はジェレミー・アボット(25)=米国=だった。

全日本選手権王者の小塚崇彦(21)=トヨタ自動車=は

SP6位と出遅れたが、フリーで157.27点を出し挽回。

合計223.52点で4位と順位を上げた。

 高橋は最初のジャンプで転倒、

得意のステップもやや迫力を欠いたが

「ミスがあってパーフェクトではなかったが、

声援もあって(首位を)守ることが出来た」

と3年ぶりの優勝を振り返った。

台湾のファンに「空気が日本と似てて好き。

ご飯も美味しい」とメッセージを残した高橋。

3月の世界選手権(東京)では2連覇を狙う。

 SP3位発進の羽生は151.58点のシーズンベストを叩き出し、

合計228.01点で2位に入った。

大会初出場だったが、見事に銀メダルを獲得した。(サンケイスポーツ)