3年連続賞金王のベルンハルト・ランガー(独)が、

前週連覇を逃した悔しさをバネにリベンジを開始した。

 米チャンピオンズツアーの

ジ・エースグループ・クラシック(フロリダ州、ザ・クォーリー)は

現地時間18日に第1ラウンドの競技を行い、

8アンダー64の好スコアをマークしたランガーが

ラス・コクラン(米)と並び首位タイ発進。

1打差の単独3位にマーク・オメーラ(米)、

3打差の4位タイにマーク・カルカベッキア(米)、

キース・ファーガス(米)、オーリン・ブラウン(米)がつけている。

 居を構えるフロリダ州ボカラトンで開催された前週のアリアンツ選手権。

ここにディフェンディング・チャンピオンとして臨んだランガーは

地元での大会連覇を狙ったが、3日間全く良いところなく17位タイに終わった。

その雪辱を期すべく、今大会の初日は

1イーグル、7バーディ(1ボギー)を奪う猛攻でポールポジションをゲット。

シーズン初優勝に向け快調な滑り出しを見せた。

 また、悲願のアメリカ初Vを目指す尾崎直道は

出だし直後の2番パー3でダブルボギー。

続く3番のバーディで悪い流れを断ち切り

11番までに5つのバーディを重ねたものの、13番でボギーを叩いて失速。

結局2アンダー70にとどまり、

ランガーらに6打差の18位タイからのスタートとなっている。(ISM)