欧州、アジア、インドの3ツアーが共催する

アバンサ・マスターズ(インド、DLF G&CC)は

現地時間18日、濃霧の影響で日没サスペンデッドとなった

第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行ったものの、

進行が遅れて2日連続の順延が決まった。

 そんな中、

第2ラウンドをホールアウトしたラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が

通算8アンダーまでスコアを伸ばし暫定トップ。

1打差の暫定2位タイに

地元のヒーロー、ジーブ・ミルカ・シン(インド/11ホール終了)、

アジアの星トンチャイ・ジェイディ(タイ/11ホール終了)ら

実力者が並んだが、

前日首位に立っていたロバート・ジャン・ダークセン(オランダ)は

第2ラウンド9ホール消化で通算4アンダーとスコアを落とし、

暫定24位タイに後退している。

 暫定ながら単独トップに浮上したカブレラ-ベロはまだ26歳。

2年前のオーストリア・オープン最終日に

欧州ツアー記録に並ぶ『60』と爆発し初優勝を飾っている。

その時以来の優勝争いに「ゴルフという不思議なゲームでは

1日、1日、それこそワンショット、ワンショットに集中しなければ

すぐに滑り落ちてしまう。

今日も上がり3ホールで2ボギーを叩いてしまった。

最終日まで良いプレーをして、

そこで優勝のチャンスがあれば迷わず取りにいくよ」と抱負を口にした。

 一方、日本勢で第2ラウンドを回り終えたのは平塚哲二ただひとり。

その平塚は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72と平凡なスコアにとどまり、

通算イーブンパー暫定57位タイに低迷中。

また丸山大輔(13ホール終了)、谷原秀人(12ホール終了)、

久保谷健一(9ホール終了)の3人も

平塚と同じ通算イーブンパー暫定57位タイと、

現時点では予選突破圏内につけているが、

今後の展開次第では苦しい状況が続きそうだ。(ISM)