気がつけば、すでに9月。


もうまもなく、秋の番組改編期を迎えます。


この春、大幅な改変を行ったTBSと日本テレビにとって、まずい事態に陥っています。


タイトルにもなっているTBSは、ゴールデンタイムのすべての番組が


最悪二桁の平均視聴率が取れないかもしれません。


最近の大きなニュースのおかげで、何とかつなぎとめているようでしたが、


それも一瞬にすぎなかったのです。


最悪の事態を避けるため、TBSは夕方のニュースの時間を増やし、


低調だったお昼のバラエティを打ち切ることにしました。


果たしてTBSはこの状況を打破できるのでしょうか。


一方の日本テレビも受難でした。


平日19時からの「サプライズ」の視聴率が伸びず、


逆にWBCの連覇で、野球が息を吹き返し、


中継を行っているBS日テレの関心が高まっているようです。


こちらは、その「サプライズ」を打ち切るという思い切った戦略に出るようです。


一方、その対照的に好調なのがフジテレビ。


バラエティを中心に話題を出し続けています。


そして、テレビ朝日はフジテレビのように好調とは言えない中、奮闘。


ついに、火曜日にアニメを復活させることが可能になるところまで来ました。


これに関しては、アニメファンにとってはうれしい話になりますが。


さて、テレビ局にとって本当の闘いはこれから。


野球のシーズンオフとともに、バラエティ番組の真の実力が試されることになります。