第17回日本抗加齢医学会総会 運営報告
去る6月2日~4日に東京国際フォーラムにて、第17回日本抗加齢医学会総会が開催されました。
お天気にも恵まれ、昨年の参加者数を超える約5,720名の方にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
「今年の総会メインビジュアルは宇宙に向かうヨット」
今年の総会長、齋藤英胤先生は慶應義塾大学ヨット部のご出身ですが、今回の総会ビジュアルは、「抗加齢医学の実臨床に向け、それは、宇宙での航海の様に険しい道のりだけれど、みんなで協力して向かっていこう!」 という思いが込められています。
日本抗加齢医学会の総会の業務は、当社としては4回目、私個人としては、6回目となります。
また、2年連続担当させていただくという事で、昨年の反省事項を改善しつつ新しい試みもいくつか行いました。
<参加者へのリボン配布>
国際会議ではよく見かける参加者のステイタスを表示するリボン(ネームケースに貼付)ですが、本総会から導入をいたしました。
役員やプログラム委員の先生方には、お役目がわかるようリボンを付けていただくことで、他の参加者が先生方にアプローチをしやすくなります。
学会専門医・指導士の方は、資格を取得しているという事をアピールできるとと
もに、学会としても専門医・指導士資格制度があることを参加者に知っていただくことで、今後の資格取得者の斡旋をすることができます。
座長・演者の方々にもリボンを付けていただくことで、お役目のある方がどなたかわかりやすくなり、運営もスムーズです。
今回、リボンを作りに当たり 「カラフルに!」 をコンセプトにしましたが、色とりどりのリボンをお名札につけた参加者が学会場にあふれ、明るく華やかな総会になったのではないかと思います。
<産業医制度研修単位>
今回の総会では、日本医師会認定の産業医制度の単位が取得できるようにしました。
各先生方は、ご自身の専門領域の学会だけでなく、抗加齢医学会のようにサブスペシャリティ―の学会で研究・診療の幅を広げたり、専門医資格を継続するためにお忙しい中、様々な学会に参加されています。
総会にご参加いただき抗加齢医学会のプログラムを楽しんでいただくだけでなく、専門医の資格を継続するための教育的なプログラムを導入することで、総会に参加いただく付加価値を付けました。
<学会場内誘導の強化>
東京国際フォーラムはとても広く、今回の総会では5ブロックを使用いたしました。
それぞれの建物、講演会場への移動がなかなか繁雑で、普段の2倍の誘導看板の設置に加えて、わかりにくい場所には誘導スタッフを配置するなど、総会会場でスムーズにご移動いただけるよう、いつも以上に工夫をしました。
<開会式を派手に!>
個人的に総会の開会式が好きなので、いつも開会式の際には、オープニング動画を用意して 「始まるぞ!」 感を出すようにしています。
今回は、照明効果も追加して派手に演出をいたしました。
会長をはじめ、総会準備をされてきた先生方、もちろん、1年以上かけてお手伝いをしてきた私たちスタッフにとっても、開会式はいよいよ始まるぞ!と無事スタートできる喜びと共に、気が引き締まる瞬間です。
同じ学会の総会を毎年担当させていただくのは、同じ関係者、仕組み、規則、作法で運営準備をさせていただけるという安心感がありますが、去年より今年、今年より来年と運営に対して期待値が上がるため、参加者からのコメントをしっかり分析し、反省点をしっかり改善し、新しい試みをし続けるというプレッシャーもあります。が、そこがやりがいでもあります!
来年は、大阪にて開催される第18回日本抗加齢医学会総会を担当させていただきます。
いつもと違う雰囲気で、様々な工夫をしつつ参加者に喜んでいただける総会ができるよう、スタッフ一同、精一杯お手伝いをさせていただきます。
株式会社メディプロデュース
皆川 幸代