「それでも人生にイエスと言う」 | 美海とあゆむ世界

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2008年ドイツから帰国。2009年娘誕生。
お受験のはずが、またもや海外へ―
一人娘の美海(うみ)と海外生活を楽しみながら
遠い中学受験を目標に、奮闘します。




6年前



職場にいきなり電話をかけてきて




「ドイツで住もう」




という主人の提案に




(本人いわく、これだけは質問ではなく、命令だったらしい)





最後には折れた私の一言が




「ドイツへ行ったら、



ポーランドのアウシュヴィッツ(元強制収容所)へ




連れて行ってくれる?」




だった。





「行きたいのが、



お城じゃなくて収容所というところが



うちの嫁らしい」




と当時、主人は内心笑っていたらしい。 







昨日、娘が寝てから読んだ本。



それでも人生にイエスと言う/V.E. フランクル
¥1,785
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著者が強制収容所に入っていた心理学者。




ドイツにいた頃、



若い人であってもこの時代の話については



語りたがらないところから



「自分が生まれる前のこと」



とまるで他人事のように受け止めている日本の若者より



きちんとこの時代について教育を受けているのだと感じた。






内容は、ご想像通り収容時代の経験から



命について、病気を抱える方、自殺についてなど



あまり明るい内容ではありません。





収容所のような環境に置かれたとき



人はもう人生の意味など考えはしないのだと感じました。




いくつか写真をご紹介します。





Medion 代表 恩田智子のブログ

有名な「ARBEIT MACHT FREI」 (働けば自由になれる)の門。





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バラックのベット。


一つのベットで5,6人が重なり合うように寝ていたそう。



冬はどれだけ寒いか想像もできません。



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トイレ




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何人もの人間が撃ち殺されたという壁。


穴がたくさん開いていました。



主人はこのあたりに近づきたがりませんでした。




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ミュージアムの外の晴れた道。



こんな青空の風景を見られることに幸せを感じました。





**********以下引用****************


なにをして暮らしているか、どんな職業についているかは



結局どうでもよいことで、むしろ重要なことは、



自分の持ち場、自分の行動範囲において



どれほど最善を尽くしているかだけだということです。



(一部省略)



各人の具体的な活動範囲内では、ひとりひとりの人間が



かけがえなく代理不可能なのです。



だれもがそうです。



各人の人生が与えた仕事は、



その人だけが果たすべきであり、



その人だけに求められているのです。



「それでも人生にイエスと言う」 より