「セルシン」は武田、「ホリゾン」はアステラス。両方先発品である。
また、ジェネリック医薬品も多数発売されている。

成分:ジアゼパム
日本では1964年に発売された古い精神安定剤であるが、
よく出来た薬なので、今なお現役である。
特徴として、筋弛緩作用や抗けいれん作用が強く、
発作が出た場合などの筋肉注射としても用いられる。

TMax(最高血漿中濃度到達時間)が約1時間。
T1/2(半減期)が34.9時間である。

つまり、早く効きしばらく持続する優れた薬であると言える。
抗不安作用は「ワイパックス」などに劣るが、
5mg錠はかなり強力である。
(私は、1日1回抗不安剤を飲むとすれば「5mgセルシン錠」である)

このジアゼパム、国内及び海外において標準的なベンゾジアゼピン系とされており、
ラットへの実験(他剤との比較)などには大体これが比較対象となる。

例1)ロラゼパムはジアゼパムと比較して約7倍の抗不安作用がある
例2)ロフラゼプ酸エチルはジアゼパムと比較して約2倍の抗コンフリクト作用がある

まさにキングオブベンゾジアゼピンである。



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