皆様 こんばんわ。

今日は遅くにブログ更新です。

ブログを通じて皆さんに伝えたいことがあります。

それは、私がパニック症候群、特に閉所恐怖症から

飛行機に乗れるようになったという、私自身の体験です。

診察でも同じ症状の患者様が来られた時

「私も時々あるよ。」

というと皆さん驚かれます。

image

最初の症状は20年前。第1子妊娠中、鹿児島に用事があり

福岡から鹿児島に飛行機で行った時のことです。

飛行機に搭乗した際、乗客の方々が満席で座っているのを見て

急に息苦しく、ドキドキして狭く感じ居ても立ってもいられなくなりました。

強い不安に襲われたときにすぐに逃げられない、

または助けが得られそうにない状況や場所にいることに

恐怖や不安を抱く状態です。 

その当時、パニックや広場恐怖症という言葉がなく

「自律神経失調症」で片付けられていました。

以降、家族との生活でも私だけは

飛行機はもちろん、高速のトンネル、美容院、電車、バス、エレベーター等は

避けて生活していました。

でも内心、家族旅行や出張で

自由にいろんなところにいける方々が羨ましいと思っていました。

image

 

完全に克服したとは言い切れませんが

今はパニックと仲良くしている状態です。

パニックになりそうになったら

「ああ、きたね。いいよ、私はゆっくりするから。」

と言いきかせゆっくりしてます。

この状態が理想かな。

 

私が今ようやく自由に飛行機やその他の乗り物に自由に乗るこの状態にいられるのは

「認知行動療法」のおかげだと思っています。時間かかりました。。。

段階を踏んでやってきました。

 

まだ治療を受けられてない方は一度ご相談ください。

もう少ししたら別府駅前クリニックでオンライン診療もできるようになります。

治療中の方はかかりつけの先生と相談しながらするのがいいですよ。

 

焦る気持ちはわかります。

気持ち楽に、ゆっくりいきましょう。