「昨年の介護事業者の倒産、過去最多143件」介護ニュースの表題。

この記事に納得します。
 
平成27年の介護報酬改定でデイサービスだけ極端に報酬単価が下がりました。
多い事業所で9%ダウン。
 
政府の理由としては介護事業者の利益率は5%程度で良い。
以降、報酬の上昇はわずかで現在も平成26年の状態には戻っていない。(厚労省資料で確認可)
 
あれから8年経つがいまだにデイサービスは利益を取り過ぎの単価のまま。
一方で従業員給与を上げろと人件費高騰。ガソリン代も跳ね上がりその他経費も上昇。
コロナで強制的な蔓延防止、濃厚接触、保健所から営業閉鎖依頼が続いた。
 
現行の報酬単価は経費が増大しない平成27年時点の単価で計算したはず。
小学生でもわかる仕入れと売上の差が利益。
 
5類になってどうなった。
この状況でも政府は利益を取り過ぎの単価のまま。
世間は値上げラッシュ。
デイサービス追加融資ラッシュ。
借りたら返さなければならない。
 
経営者が店を畳むのは国の政策が原因。
 
困るのは介護が必要な高齢者。
 
今後、高齢者が介護難民に成るのはこの業界者だけが知っている。
 
倒産件数は今年は何件に伸びるだろうか。