北部から南部までたくさんの医学部があるが、EU圏外の人が国立医学部を受験する場合、その中から1つだけ選ぶ必要がある。

 

どのような基準で選ぶのか?

なぜイタリアの医学部なのか?

については、たくさんの動画が公開されている(もちろん使用言語は英語)。

 

街並み、文化、食、気候、大学設立の古さ、大学建物・設備環境、大学生活の中での試験スタイル(口述vs筆記)・・・などがそれら動画で言われている基準。

 

その他に、6年間後の卒業時に修士号が得られる点もメリットだと思います。そのことについて書いてみました。↓

 

 

色々動画を見たところ、カリキュラムについて触れている動画って意外と少ない。

そう、私が最も重視している基準は、カリキュラム

 

特に私は長い社会人経験を経て医学部へ進学し直そうとしているので、医学部での学びの中で特に何を知りたいのかが明確なのです。その欲求を満たす授業を提供しているのがボローニャ大学だったのです。他に比較検討の余地がないほどダントツでした。

 

他の大学と違って私が率先して選択したい科目の一部はこちら↓

医学史、疫学、痛み緩和、リハビリ、頭部と首の病理学、産業医学、公衆衛生・・など

 

それ以外には、その大学医学部HPにある情報公開の充実度も重要な判断基準の一つでした。なぜかっていうと、いろんな動画で指摘されているけれども、英語のコースなのに、窓口の人が英語が話せないという大学があるそう。また自分で大学のHPを眺めていてすぐに気づいたことだけれども、英語で書かれた説明や英語で発信された情報が少なすぎる大学も案外ある。しかも歴史が古い名門大学でもそのような状況。

 

イタリア語がC1レベルあれば全く問題ないかもしれないけど、A1レベルどころか未学習の私にとって、留学準備のための情報収集や、入学後の学生生活でも、言語による困難が待ち構えているのが目に見えているところはストレス多いだろうと思い、除外対象となった。bologna