長崎市立市民病院は31日、分娩中の胎児の心音検査を怠ったため、胎児が死亡する医療ミスがあったと発表した。病院側は遺族に賠償する方針。
同病院によると、母親は長崎市に住む30代女性で、出産のため昨年5月31日に入院。同6月2日午後9時20分ごろ、胎児が一時的に脈拍数が低下する症状を起こしたため、病院側は同日午後11時45分まで継続的に胎児の心音をチェック、異常はなかったという。
しかし、その後85分間検査せず、翌3日午前1時10分ごろに助産師が胎児の心音異常を確認。帝王切開したが胎児は重度の仮死状態で、昨年11月23日に死亡した。
病院によると、最後の検査から心音異常に気付くまで医師が不在で、検査を続けるよう明確な指示がなかったという。
同病院によると、母親は長崎市に住む30代女性で、出産のため昨年5月31日に入院。同6月2日午後9時20分ごろ、胎児が一時的に脈拍数が低下する症状を起こしたため、病院側は同日午後11時45分まで継続的に胎児の心音をチェック、異常はなかったという。
しかし、その後85分間検査せず、翌3日午前1時10分ごろに助産師が胎児の心音異常を確認。帝王切開したが胎児は重度の仮死状態で、昨年11月23日に死亡した。
病院によると、最後の検査から心音異常に気付くまで医師が不在で、検査を続けるよう明確な指示がなかったという。