心と身体を科学する 脳科学1 | ナチュラルメディカル カレッジ コラム

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ナチュラルメディカル カレッジでの講義で使う基礎知識や補足や理解してほしい事の各資料よりの臨床の幅と深さを深め広める為に引用も含めて書いていきます。

此処ではナチュラルメディカル カレッジで行う講義やセミナーでの基礎の基礎をお伝えしていきます。


心と身体を科学する時にどうしても大切なのが脳の理解だ、まず脳を語るときに脳の基本を理解していこう。

人間の脳は、1200~1600グラム、平均体重の2%前後と言われている。


脳を構成しているのは、約1割、300億個の神経細胞と、その活動を支えているのが9割のグリア細胞大脳は、主に外側の大脳皮質、下側の海馬などの大脳辺緑系、内側の大脳基底核に分けられています。これに臭覚以外の感情情報を整理する間脳までを含めて大脳と言う時もあります。


キーワードは大脳は主に運動と感覚と知能を司る

それに対して身体の各部位の動きの制御は小脳です


そして、大脳、小脳からの指令や、脳に伝わる間隔情報等を取り扱うの神経束と自律神経

の中枢として呼吸、心拍数、血圧や意識と覚醒を制御しているのが脳幹です。




主に大脳、小脳、脳幹を「脳」といいます。


またそれに連なる、脊椎の中央を貫く脊髄までが一つの脳システムで、これを中枢神経系呼びます。


この、大脳から脊髄までは髄膜という固い膜に覆うわれ様々な外的脅威から守られています。膜内の各器官は脳脊髄液(CSF)という液体の中に浮かび、身体のバランスを整えています。





この特別なフィルター付きの血管によって、血液中の脳に関して悪い物質が運ばれないように隔離防御が行われています。


1日にドラム缶10本分にあたる2000リットルの血液が1日に運ぶ酸素の量は60キログラムですから本当に身体にとって大切な器官で、その治療が外部から出来る治療は本当に正しく行われるなら素晴らしい可能性を秘めたものです。