死ないための法則 (その1)

夜中は出歩かない

事件、犯罪、大きな交通事故は夜中によく起こります。特にお酒がらみの事故、事件は深夜帯に集中します。このため夜中に外に出ているだけで、怪我をするリスクがあります。最近はお酒を取り締まる法律の強化でずいぶん少なくなりましたが、以前は夜中の交通事故にはほとんどお酒がからんでいました。中には、覚せい剤を使用して運転している人もいて、夜中の街、道路は非常に危険です。

夜中は事故を起こす危険性もあがりますが、問題なのは怪我をした際に運ばれる病院の体制にあります。夜中は日中と比べると、どうしてもマンパワーが少なくなります。救命センターは別ですが、一般病院ではどうしても、できる検査、治療が限られます。怪我人、外傷患者の治療は非常に手間がかかり大変です。一人の治療に何時間もかかります。多くのマンパワーを必要とします。

日中であれば助かったかもしれない患者が、夜中では助からないということがおきます。

夜中は出歩かないことが、まず不慮の事故に巻き込まれない第一歩かもしれません。